福岡市 ピラティス 体験レッスン

作業療法士として5年目を迎えた27歳頃、街を歩いていると『ピラティスはリハビリ生まれのエクササイズです』という看板を見かけました。

リハビリテーションの現場で働いていることもあり、どんなことをするんだろう?と興味を持ったのがきっかけで、軽い気持ちで体験に。

習い始めの頃は、自分の体って重い..思うように動かない....!とびっくり。インストラクターさんの「最初はそれでいいんだよ」という言葉に励まされていました。

当時27歳の私は、若いから大丈夫でしょ!と謎の自信を持っていたのですが、思うようにならない自分の体を目の当たりにして逆に面白く感じたのを覚えています。

通ううちに次第と慣れてくるもので、「この動きの時はこうすればやりやすくなるな」「息を吐きながらすると力まずできるな」と色々なことに気づいてくるんです。

そしたら、体の重さや思うように動かない体の動かし方がわかってきて、できないからできた!に変わっていき、どんどん楽しくなってきました。

呼吸を意識しながら、無理なく体を動かすというのも、ハードな運動が苦手な私には負担なく続けられる理由の一つだったと思います。

この経験は、私の作業療法士のスキルにたくさんの影響を与えてくれました。

患者さんに対してただ運動を伝えたり、手技をしたりと一方通行のリハビリをするのではなくて、体の使い方の理解を促すリハビリをすることが、回復に繋がっていく手応えを感じることができて、リハビリを卒業しても怪我の予防や日常生活の工夫に繋がるんですね。

ピラティスは私にたくさんの気づきを与えてくれました。

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